Linodeサービスを利用してサーバを構築していく基本事項

Linodeサーバを構築していく前の基本事項

Linode基本事項

多くのクラウドサービスが紹介される中、最も安価でパワフルなLinodeの基本設定をメモしておきます

インストールソフトウェアのアップデート

Linodeには限りませんがすべて開始する前にインストールのアップデートをしましょう。

CentOS8の場合

sudo yum update

Ubuntuの場合

sudo apt-get update

ユーザ追加

rootではないユーザを追加してセキュリティを高める。

adduser 追加したいユーザ名

下記のようなプロンプトメッセージが出されます。

Adding user `追加したいユーザ名\' ...
Adding new group `追加したいユーザ名\' (1000) ...
Adding new user `追加したいユーザ名\' (1000) with group `追加したいユーザ名\' ...
Creating home directory `/home/追加したいユーザ名\' ...
Copying files from `/etc/skel\' ...
New password:
Retype new password:
passwd: password updated successfully
Changing the user information for qrockish
Enter the new value, or press ENTER for the default
Full Name []: 名前なんでも
Room Number []: ルーム番号
Work Phone []: 電話番号
Home Phone []: 電話番号
Other []:
Is the information correct? [Y/n] y

sudoグループへの追加

usermod -aG sudo 追加したいユーザ名

nginx 運営グループにも追加

sudo usermod -aG www-data 追加したいユーザ名

groupsコマンドを使って追加したユーザにsudo権限がついているか確認

groups username

追加したユーザで再ログイン

追加したユーザで再ログインする。

ホストネーム(Hostname)の設定(必要ではない)

hostnameは、覚えやすい名前を使用してLinode個々のサービスを識別するために使用されると説明されている。またLinodeのホスト名は、必ずしもシステムで使用されているWebサイトやメールサービスに関連付けられているとは限らないよう hosts fileこちらのガイドで確認できます。

もしa fully qualified domain nameホスト名は一意である必要があり、wwwなどで一般的すぎるものではなく、 惑星、哲学者、または動物にちなんでユニークになる名前でなければいけません。 以下の変更を行った後、ターミナルプロンプトが localhost から新しいホスト名に変更されるのを確認するには、ログアウトしてから再度ログインする必要があります。 コマンドhostnameも正しく表示されるはずです。

hostsファイルの更新

Thostsファイルは IPアドレスとホスト名またはドメインの間に静的な関連付けを作成します。これは名前解決のためにDNSより前にシステムが優先します。 パブリックIPアドレスをファイルに追加します。 上記の手順で設定したローカルホスト名を使用します.Fully Qualified Domain NameFQDNがあるのであればそれと関連付けられます。 例えば、 203.0.113.10 がパブリックIPアドレス, example-hostnameがローカルホストネームの場合、 example-hostname.example.comがFQDNです。

File: /etc/host

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
203.0.113.10 example-hostname.example.com example-hostname

Add an entry for your Linode’s IPv6 address. Applications requiring IPv6 will not work without this entry:

File: /etc/hosts

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
203.0.113.10 example-hostname.example.com example-hostname
2600:3c01::a123:b456:c789:d012 example-hostname.example.com example-hostname

書き換え

ホストネーム example-hostnameを決めた名前により以下で設定します。

hostnamectl set-hostname example-hostname

タイムゾーンの設定

すべてのLinodeではUTC timeがデフォルトで設定されているのでタイムゾーンをローカルタイムに合うよう設定しなおします。

リストから抽出

すべてのタイムゾーンのリストから選択

timedatectl list-timezones

で表示します。Up,Downで Page UpとPage Downになるので自分のタイムゾーンをコピーしましょう。 qでリストからexitします。

タイムゾーン設定

日本であれば

timedatectl set-timezone \'Asia/Tokyo\'

他、たとえばAmerica/New_Yorkであれば:

timedatectl set-timezone \'America/New_York\' 

で設定します。

その他

オフィシャルUbuntuサイト

SSHキー設定参考

関連:Firewalldファイアウォールのインストールと開始-Ubuntu 22.04|20.04|18.04

「Linodeサービスを利用してサーバを構築していく基本事項」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: クラウドの見積もりはどうやって?Linodeのクラウド見積もりツールで失敗しないクラウドを目指す - 96ish

  2. ピンバック: LinodeでNginxをUbuntu 22.04 | 20.04 にインストール - 96ish

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